サッカー漫画『ブルーロック』が面白すぎてヤバい【評価・レビュー】

じんび

サッカー漫画『ブルーロック』が面白すぎてヤバい【評価・レビュー】

1993年に日本プロサッカーリーグ「Jリーグ」が誕生し、日本サッカー界は進化してきました。

いまでは、サッカー最高峰の大会「ワールドカップ」にも出場できるまで成長し、2018年ロシアワールドカップではベスト16まで勝ち進んだのは記憶に新しいです。

とはいえ、サッカー日本代表の最高成績はベスト16であり、優勝はもちろんベスト8にも輝いたことがありません。

そのなかで『ブルーロック』は、

  • ワールドカップ優勝には何が必要か?
  • 勝つためにはどうすればよいか?
  • 相手よりもゴールをあげるためにどうするか?

サッカー日本代表がワールドカップで優勝のために、必要なことを議題にし物語にしたマンガになっています。

はじめてブルーロックを読んだ私の反応は、

「え?なにこれ?クッソおもしろすぎ!!!」

夢中になりすぎて時間を忘れてしまいました。自分がはじめて興味を覚えたあのキラキラした感覚に陥りましたよ。

サッカーファンにはとても刺激的なマンガですので、今回は『ブルーロック』の面白さを紹介していきます。

ブルーロックとは?

2018年8月から週刊少年マガジンで連載がスタート。あまりにも個性的かつ強烈な内容であるため、『史上最もイカれたサッカー漫画』といわれています。

現在までに単行本は15巻まで既刊(2021年9月時点)され、2021年8月時点の累計発行部数は500万部を突破したことが発表されています。

そして、2021年8月12日にはアニメ化決定。放送は2022年に予定されています。

©︎金城宗幸・ノ村優介・講談社/「ブルーロック」製作委員会

あらすじ

全国大会出場を逃した無名の高校生プレイヤー・潔世一は、世界一のストライカーを養成する『ブルーロックプロジェクト』に参加することになった。

そのプロジェクトでは、さまざまな試験・テストがあり、失格したものは日本代表入りの資格を永久に失うことになるものだった。

世一は、ライバルたちを押しのけ、自分が描くストライカーへと成長していく。

『ブルーロック』おもしろい点・見どころ

単行本14巻まで読了した感想になります。最新話を含んだ内容ではないのであしからず

サッカー日本代表に必要なことが明確で心奪われる

サッカー日本代表にとって必要なことはなんでしょうか。

デ・ブライネのような世界最高のチャンスメイカー?ファン・ダイクのような屈強なディフェンダー?

『ブルーロック』では、MFやDFではなく「ストライカー」だと明確にしています。

確かにいまの日本は中盤に多くのタレントはいますが、「コイツならゴールを決めてくれる!」と信頼できる絶対的ストライカーはいません。

メッシやクリスティアーノ・ロナウド、若手ならエムバペやハーランド、日本に足りないのは世界で戦えるストライカー。

このストライカー不在を、第1巻で「ブルーロックプロジェクト」の中心人物・絵心甚八が力強く伝えています。

日本サッカーが世界一になるために必要なのはただひとつ、革新的なストライカーの誕生です

第1話より引用

心のなかで「確かに...」と思ったひとは、いますぐ『ブルーロック』を読んで欲しい。この後に続く、GKと1対1になったときのシチュエーションでより引き込まれるでしょう。

この作者の考えかたは的を得ています。「革新的なストライカーの不在」に対して共感できるかたは、間違いなく1話から『ブルーロック』の虜になります。

ここからキャラクターたちが、ストライカーになるためしのぎを削り、さまざまなタイプのストライカーがいるためワクワクしながら読み進めることができます。

デスゲームというエンタメ性と緊迫感

『ブルーロック』は作者を飽きさせないエンタメ性があります。

それが『ブルーロック(青い牢獄)』です。このなかではスマホも禁止、自宅への帰宅も禁止、外部干渉は禁じられ、サッカーを中心とした生活を送ることになります。

ブルーロックには、全国から300人のストライカーが集められ実力によってランキング付けがされています。ランキングをあげるためには、”選考”クリアかつ活躍をしなければなりません。

逆に、選考をクリアできなかったものはペナルティーとして、ブルーロックからの退場と未来永劫日本代表権利のはく奪。

これまでの選考

  • 入寮テスト:オニごっこ
  • 一次選考:チーム別総当りグループマッチ
  • 二次選考:奪敵決戦
  • 三次選考:適性試験

ブルーロックという閉鎖環境とサッカー人生をかけたサッカーバトルは、緊張感の相乗効果がありエンタメ性があって読み応えがあります。

キャラクターたちの成長を実感できる

『ブルーロック』はオーソドックスなスポーツマンガの面もあります。主人公・潔世一を含め登場キャラクターが、ひとつひとつのプレーや会話で”気づき”を元に成長していく過程が描かれています。

ユニークなのが技術面の成長ではなく、考えかたなどメンタル面の成長です。

よくあるサッカーマンガは、

  • 練習
  • すげーシュートが打てるようになる
  • 試合に勝つ

このような流れが多いと思いますが、『ブルーロック』のキャラクターは一定のサッカーレベルにあるため、シュートやパスなど技術面はほとんど描かれていません。

それよりも、「アイツがこう動いたのはなんで?」「なんでそこにいる?」「オレがアイツならここにパスするだろう」など、考えて考え抜いてプレーします。

そのサッカーに対する考えかたがどんどんアップデートされ、世一を中心にキャラクターたちの心が成長していきます。

濃くて男臭さある作画だけど、中身は”柔”というのが『ブルーロック』の醍醐味です。

関連記事 【ブルーロック】潔世一を徹底考察!モデル選手や能力とは?

最高の指導者・絵心甚八

一癖も二癖もあるキャラクターたちを指導したのが絵心甚八。

絵心は第1話で読者に問題発言だとされ、炎上の理由になったキャラクターです。

ん?本田?香川?んー?そいつらってW杯優勝してなくない?じゃあカスでしょ 世界一になる話をしてんだけど?俺

第1話より引用

日本サッカー第一主義からすれば反感を買う発言ですが、ド正論なんですよね。

話を戻しますが、絵心甚八は見た目も性格も変人気質で言葉づかいも荒いですが、誰よりもブルーロックの選手たちを信じているキャラクターです。

絵心甚八がメンバーを信じているからこそ、読者はキャラクターたちの成長が実感できます。

感覚的にはスラムダンクの桜木花道。最初ド下手くそだったけど、周りから信頼されるようになって立派なプレイヤーになったじゃないですか。

特定のキャラクターが信じられる認められることは、読者にとって成長を感じられる大事なファクター。

『ブルーロック』では絵心甚八がその役目を担っています。第1話では他者を落とすような発言をしていますが、86話ではこんなセリフを言います。

黙って信じてろ ウチのエゴイスト共は『本番』に強いよ

86話より引用

U-20日本代表戦は、マジで絵心甚八が好きになる。

U-20日本代表戦がおもしろすぎる!

一次選考や二次選考もおもしろいんですが、14巻からはじまったU-20日本代表戦がマジでおもしろい。

『ブルーロック』で過酷な生活をしてきたキャラクターたちによるはじめての実戦。積み重ねてきたものをおもいっきりぶけていくブルーロックメンバーたちは、感慨深さもあります。

しかも、U-20と実力が拮抗しているため、胸熱な展開ばかりなんですよ。

例えば、ベルカンプのような変態トラップが特徴の凪誠士郎の1点目だったり、糸師冴の猛者感だったり、これまでの『ブルーロック』が凝縮されたような試合が14巻には待っています。

まとめ

  • サッカー日本代表に必要なことが明確で心奪われる
  • デスゲームというエンタメ性と緊迫感
  • キャラクターたちの成長を実感できる
  • U-20日本代表戦がおもしろすぎる!

まだまだ『ブルーロック』はおもしろくなっていくマンガだと思います。

U-20代表戦はW杯優勝の通過点にすぎませんし、これから海外の猛者と対戦することが増え、熱い試合が想定されるからです。

サッカーマンガの金字塔と言われるポテンシャルは、確実にあると思いますので、サッカーならびにスポーツマンガが好きな方はぜひ読んでみてください!

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じんび

化物語のせいでアニメにハマった独身男。ファンタジーからラブコメまで幅広くアニメを楽しんでいる。アニメのせいで動画配信サブスクマニアでもある。

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