こんにちは、じんび(@kanavu20)です。2021年秋アニメも終盤に差し掛かり、そろそろ終わりがみえてきた今日このごろ。
『王様ランキング』『86』『先輩がうざい後輩の話』など、今秋もおもしろいタイトルがたくさんあって忙しい日々を送ってきたと思います。
「あぁ、あとちょっとで終わってしまう」という寂しさもありますが、アニメは我々アニメ好きを待ってくれません。2022年冬アニメがすぐそこに迫っています。新たな門出を迎えなければならないのです。
そこで2022年冬アニメについていろいろ調べてみると、あまりにも豊作。すでに覇権論争は激化する見込みです。
どんなアニメが2022年冬アニメで放送されるのか?注目すべきアニメはどれなのか?みていきましょう。
2022年冬アニメの覇権争いがすでにヤバい
2022年は続編アニメも新作アニメもラインナップが豪華。
続編アニメ
- ヴァニタスの手記(2クール目)
- からかい上手の高木さん3
- 鬼滅の刃 遊郭編
- ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン
- 進撃の巨人 The Final Season Part 2
- プリンセスコネクト!Re:Dive Season 2
- ありふれた職業で世界最強 2nd season
- 魔法科高校の劣等生 追憶編
「わざと一緒にして金使わせようとしてるんですか?」と、陰謀論なのかと疑ってしまうほどの豪華ラインナップ。
『鬼滅の刃』『ジョジョ』『進撃の巨人』はどれも日本を代表するタイトル。エフフォーリア・グランアレグリア・コントレイルが出揃った2021年天皇賞(秋)なみの三強(ちなみにグランアレグリアファンの私は単勝にぶち込んで負けましたが)
さらに、2022年には劇場版も決まっている『からかい上手の高木さん』が続き、『魔法科高校の劣等生 追憶編』もある。続編タイトルだけでも群雄割拠ですね。
これだけでは終わりません。初のアニメ化タイトルも注目作品ばかりです。
初アニメ化注目作
- 平家物語
- リアデイルの大地にて
- 終末のハーレム
- その着せ替え人形は恋をする
- ハコヅメ
なぜ注目しなければならないのか、その理由をみていきましょう。
平家物語

原作発表から800年後に待望のアニメ化。モデルになっているのは鎌倉時代に完成したと伝えられている『平家物語』です。
すでに動画配信サブスク『FOD』で先行配信されていますが、テレビ版は2022年冬アニメとして放送されています。
注目すべき理由は、やはり原作が偉大という点につきます。
『平家物語』は日本の中学校を卒業していれば、ほとんどのかたが知っているタイトルだと思います。それが現代のアニメーションに生まれ変わるのだから、注目しないほうがおかしな話です。
さらに、20代で『けいおん!』の監督を務めた山田尚子さん、シリーズ構成はヴァイオレット・エヴァーガーデンの吉田玲子さん。万全の態勢です。
公式サイトで声優陣もチェックしてほしい、豪華すぎて鼻血が出ます。『平家物語』は制作側もガチすぎる。
リアデイルの大地にて

『リアデイルの大地にて』は、ログ・ホライズン、魔法科高校の劣等生、オーバーロード、無職転生など、『小説家になろう』の黎明期を支えた異世界転生作品です。
『小説家になろう』には2010年11月から連載スタートということで、いまヒットしている無職転生やリゼロよりも前に連載されていました。その結果、多くの作家さんのモデルになったといわれています。
つまり、異世界転生ものの原点に近いタイトルなんです。それを注目しないわけがありません。
すでに、なろうアニメの異世界ものが蔓延っているため、真新しい内容ではないかもしれません。でも、なろう作品の異世界ものの先駆けになったということだけは忘れないでおきましょう。
終末のハーレム

『終末のハーレム』は、『ファイアパンチ』『彼方のアストラ』とともに「少年ジャンプ+ 新連載春の陣」で連載スタート。マンガワンに遅れをとっていた少年ジャンプ+を支えたタイトルです。
特徴的なのは、世界の男性99.9%が死滅した世界観。
生き残った男性は、女性からアプローチされまくるので、私なら桃源郷のような世界になります。完全に男性成人向け作品ですが、男性の絶滅を目論む女性組織との攻防も見ごたえがあります。
同時期に連載された『彼方のアストラ』が素晴らしいアニメだっただけに、少年ジャンプ+出身の『終末のハーレム』も期待してしまいます。
ただ「本当にアニメ化していいん?」と思ってしまう描写も多いです。実際、2021年10月から放送開始予定でしたが、
2021年10月8日より放送開始の『終末のハーレム』につきまして、表現の精査が必要であるため、10月15日より放送予定でした第2話以降の放送を2022年1月クールに延期させていただくことになりました。
https://end-harem-anime.com/news/index00320000.html
どうやって放送規制網を突破していくのか見ものです。
その着せ替え人形は恋をする

『その着せ替え人形は恋をする』は、2022年冬アニメでもっとも注目しなければならないラブコメアニメです。「PVから見る『2022年冬アニメ』注目・期待ランキングTOP10」では第4位。
2022年冬アニメには『ジョジョ』『鬼滅の刃』『進撃の巨人』の三強がいますが仮に放送されなかったら、1位になりえたタイトルだったでしょう。
原作はすべてを読むことができていないですが、コンセプトがユニークですね。
コスプレイヤーのヒロインにコス衣装を作ってあげる主人公。「オタクに優しいギャル作品かー」って思ったけれど、コスプレに対しては真剣で情熱的な描写が多く、ある意味裏切られました。
単行本の売上も堅調で2021年10月に発売された第8巻は、本専門WEBメディア「ほんのひきだし」様によれば週間ランキング第2位と発表しています。
アニメの出来によっては、マンガも注目しなければならないラブコメタイトルになるかもしれません。
ハコヅメ

2021年7月にドラマが放送されて一躍注目タイトルになった『ハコヅメ』
元エース女性刑事・川合と交番勤務で心身ともにズタボロにされた女性警察官・藤の二人三脚物語。事件を解決していくことで、藤が仕事にやりがいや新たな発見を見つけ出していくのが特徴的です。
もともとマンガも人気作で、講談社や小学館のマンガ賞受賞歴があります。
テレビ離れが進むなかで、ドラマの最終回視聴率は12.6%と素晴らしい数字を残しています。ドラマが好評だっただけに、アニメではどこまで話題になるか注目ですね。
2022年冬アニメは続編も新作も期待度MAX
長年アニメをみてきましたが、これほど豊作の冬アニメはないはずです。
『鬼滅の刃』『ジョジョ』『進撃の巨人』の三強に加えて、マンガやラノベなど原作の実績があるタイトルがズラリ。
これで「不作」というひとは、正直、どのアニメが放送されれば「豊作」になるのか気になってしまうレベルです。
2022年冬アニメは続演も新作も期待度が高いアニメばかりです。アニメ好きにはたまらない冬がやってくるでしょう。